バックスクリーン問題
すねっプル氏(チャンナプルクラ)を飼うことになってから
色々ありましたが現在は水槽もすねっプル氏も
ずいぶん安定してきました。
体調がよくなり、水も良くなってくるにつれて
すねっプル氏もさらになついてくれるようになりました。
ただ一つ、気になることを除いては・・・( ̄ー ̄)
その、ただ一つ気になることというのはこんなこと。
水槽の中を引き立たせるために、バックスクリーンというものがあります。
別につけなくてもいいのですが、アドバンス4番は黒いバックスクリーンが好きなんです。
すねっプル氏の水槽にも当初は黒いバックスクリーンを設置していたのですが
黒いバックスクリーンをつけているとガラスに自分が写るんですね。
で、ガラスに映った自分を他の個体だと勘違いして
けんかをするんですよ(;^ω^)
「おう、われ、今目が合ったんちゃうんか?おう?」
みたいな感じで、ガラスに映った自分に体当たりをする。
水槽が
「ゴッ」
っと鈍い音がするくらいにぶつかるんですね。
これで怪我したらま~た薬浴生活に逆戻りになってしまう(; ・`д・´)
ってことで、バックスクリーンを撤去したのですが、なんだかやっぱり締まらないんです。
バックスクリーン(黒)あり
バックスクリーン無し
好みによるんですがアドバンス4番的には
バックスクリーン無しだと、水槽の向こうの白い壁がみえるので
なんとなくすねっプル氏が引き立たないんですよね。そして締まらない。
で、考えました。
向こうの壁が見えるのなら、逆手にとって後景は間接照明とかどうだろうかと。
特にすねっプル氏の水槽は上部フィルターなので水槽の奥が暗いんです。
この前記事にしましたすねっプル氏の薬浴なんですが
この水槽の下に薬浴水槽を設置していました。
下の水槽の薬浴用の緑の水に照明が当たって、それが壁に反射して
上の水槽を下から間接的に緑の光で明るくしていて
それがきれいだったんですよね。
なので、それと同じことをやってみようかと思ったわけです。
用意したのはこちら。
テトラのLED水中ライト SL-60です。
これ、水中ライトとなっていますが水陸両用です。
普通の水槽用のライトと違って、細い棒のような形なので
メインに使うには暗いかもしれませんが
サブで使うには明るさは十分ですし、場所も選びません。
今回、水槽の外から壁を照らして間接的に
水槽の中を演出するには持って来いです。
しかも、外からの間接照明作戦が失敗した場合、
水槽の中(それも水中)に設置できるので
違った演出もできるのでは?という計算です。
で、早速やってみました。
水槽台にLEDライトを設置して
水槽の下から水槽奥の壁を照らすようにしてみました。
まずは全灯です。
下から明るく照らされ、壁紙の凹凸が影になってすごく目立ち奥行き感もあり
なんだかすごくゴージャスになりました(^^)/
ただ、ちょっとすねっプル氏にしてみたら眩しいのではないかと。
しかも下から照らされてなんだか自律神経がおかしくなっちゃいそう?(^^;)
次は青。
本当は紫っぽくしてみたかったのですが、今回買ったテトラのライトは
白と青の2色のみで、赤や緑はないんですね。
なので、全灯→青→消灯となります。
で、この青い照明ですが、写真ではわかりにくいですが
上の全灯の写真と同じく、奥の壁の凹凸も目立つし、眩しくもなく
奥行き感もあってすごく落ち着いています。
さて次ですが、バックスクリーンの黒が使えないのならと
すりガラス風になる半透明のバックスクリーンを実は買ってあったんです。
それをつけてみたんですが、後ろの壁が白いので
すりガラス風のバックスクリーンをつけたところで
殆ど代わり映えがしないどころか
奥行き感がなくなり、逆にないほうがいいくらい。
一応写真を撮ってみましたが、写真では
すりガラス風バックスクリーンありと無しで全く違いが判らなかったので
載せるのやめました(^^;)
上のバックスクリーン無しの写真とほぼ変わらないと思ってください。
ではすりガラス風のバックスクリーンをつけたうえで
後ろから照明を当てるとどうなるか?
これも写真ではわかりにくいですが、
バックスクリーンが半透明ですりガラス風なので
照明が反射してバックスクリーン全体がぼんやりと光る感じになりました。
すりガラス越しなので柔らかい光になり
バックスクリーン全体が光るような感じになるのでいい感じではあるのですが
やっぱり奥行き感がなくなっちゃうんですよね。抜け感がないというか・・・。
そんなわけでいろいろ悩んだ結果、すねっプル氏の水槽は
バックスクリーン無し、青い間接照明に決定いたしました。
怪我の功名というか、逆に黒いバックスクリーンじゃなくてよかったかな
というくらいきれいです。
写真では伝わりませんが、壁の模様や奥行き感がとってもいいです。
うちの他の水槽は2本とも黒いバックスクリーンなので、
その点でもなんだか新鮮です。
当分はこれで行ってみようかと思っています。