チャンナプルクラの水カビ病の治療 その2
チャンナプルクラの水カビ病の治療 その1←クリック
その1からの続きです。
治療用の隔離水槽に引っ越してからの方が
なんだか元気なすねっプル氏。
様子を見ていても、具合の悪そうなこともないので
水換えはしないまま4日くらいたちました。
相変わらず元気で、鼻のあたまはほとんど良さそう。
ただ、口の中は水カビの密度は薄くなってきた感じはするけれど
なんだか範囲は広いまま。
口の奥、上あごの方が水カビがまだひどいかな?なんて心配しながら見ていました。
ですが、これが実は間違いで上の歯が口のちょっと奥にあるのを水カビと間違えて
「まだまだ上あごの奥の水カビが取れないなぁ」なんて思っていたんです(´_ゝ`)
しかし、その時はそんなこととは思いもせず
このままだと薬浴一週間では完治せず
薬浴延長になるなと思っていました。
で、悩んだのが今までの経過をみていても
どうやら水カビというのは間違いなさそうだし
このまま「グリーンFゴールド顆粒」で薬浴を延長するべきか
それとも水カビ病専用の薬に切り替えたほうが効き目がいいかってこと。
まあ、「今の薬で効いているようだし、セオリーは今の薬で継続だよね」
ってことなんですが、やっぱりちょっと心配で誰かに相談したかったんです。
で、悩んだんですが、メールをしてみることにしました。
準備って大切なんですね その4の記事で紹介させていただきました
です。
サイトに「ご相談があればお気軽にお問い合わせください」
って書いてあったのでメールしてみました。
正直なところ、返事が来ても一週間後だったりするのかなとか
それなら治療も終わってるかもしれないなとか
そもそも本当に返事が来るのかなとか
そこまで期待していなかったんです。
ですが、すねっプル氏を何とか助けたかったし
とにかくメールをしてみようと。
するとですね、
なんと!!
なんと!!!
なんとすぐに返事をいただきました!!!
しかもですね、
すごく丁寧で親切なお返事でした(^^)/
いや、もうね、誰に相談できるわけでもなく
必死にネットを調べて孤独な戦いをしていた身としましては
本当にうれしかったですね。
救いの手を差し伸べてもらった感じで
とっても嬉しかったですし、なんか安心したんです ( TДT)
いただいたお返事で、やはり完治しない場合は薬を換えずに
薬浴を続けたほうがいいというアドバイスをいただきました。
また、いくらネットで調べても全く分からなかった
「口の中の水カビ病みたいなもの」も
「マウスファンガス」または「ワタカブリ」などと呼ばれる症状だと
教えていただきました。
ちなみに「口の中」「水カビ」では全くヒットしませんでしたが
「マウスファンガス」で検索したらいろいろヒットしましたよ。
その後もすねっプル氏の薬浴開始前と薬浴中の写真を見ていただいたりして
良くなっているかどうか見ていただいたり
すねっプル氏のしっぽがちょっと破れちゃっていること、
さらに他の魚のことまで相談に乗っていただいたり
本当にいろいろとお世話になりました。
ORDINARY-AQUARIUMさん
その節は本当に本当に本当にありがとうございました。m(_ _)m
あの時は本当に神様かと思いましたよ、いや本当に(゚Д゚)ノ
2種類写真がありますがそれぞれ、上の写真が薬浴開始当日、
下が薬浴開始5日目です。
下の写真を見ると、鼻のあたまの傷もそうですが、口の中の白いのが
無くなってきれいになっているのがよくわかります。
結局、薬浴一週間ですねっプル氏は完治しましたので
薬浴開始から一週間で水槽の水を半分換えて、
薬を抜きそこからさらに4~5日様子をみたのですが
再発することもなく、またその心配もなかったので
元の水槽に戻すことにしました。
元の水槽に関してもぬかりなく事を進めておきました。
すねっプル氏の薬浴は約2週間に及ぶ予定だったので
元の水槽ではメダカを10匹飼い、
まだまだ不安定な水を作ることも並行して進めていて
さらにはメダカが大繁殖した水ミミズを食べてくれたので
一石二鳥でした。
たぶん怪我の原因になったと思われる、また水カビが発生した流木も撤去して
受け入れ態勢を整えて準備万端だったので
何の問題もなく、すねっプル氏を元の水槽に戻すことができました。
まとめとしましては
1.隔離水槽は別にしておいてよかった
2.結局、薬浴中は1週間水替えをしなかったが大丈夫だった
3.一週間で完治、半分水替え後、5日様子を見て元の水槽にした
4.その後の経過は良好
といった感じです。
1に関しては今回使用した薬がろ過装置内のバクテリアに
ダメージを与えてしまうということで
別の水槽で薬浴させることで
それを避けたかったというのと
今回のアドバンス4番のケースに限って言えば、
元の水槽でメダカを飼ったりして水作りが並行してできたというのが理由
2に関しては、ネットを調べると「薬浴中は水が汚れるからエサはあげない」
「毎日水替えをする」という方法もあったのですが、自分の経験として
チャンナプルクラ1匹(17cm)を60cm水槽でグリーンFゴールド顆粒での薬浴の場合
通常よりちょっと少なめのエサを朝晩、そして朝晩のエサの時に
水槽内のフンをスポイトで掃除するという方法で一週間水替えなしで
全然大丈夫だったというデータが取れました。
特に元気がなくなることもエサを食べなくなることもなくずっと元気でした。
薬浴用の水槽を買いに行ったとき、半端に小さな水槽を買わず
思い切って60cmを買ってきたことで、水量にも余裕ができたのも良かったのかなと。
あの時の判断で正解だったんじゃないかと思っています。
結局、15日間の治療で水替えは薬浴7日目の50%水替え、10日目20%水替えの2回のみでした。
3に関してはそのまんまです(;^ω^)
1日目からなんか調子良さそうで
3日目くらいから水カビ病がぐっと良くなって
5日目くらいには水カビがなくなって
7日目で薬浴終了。50%水替え。
8日目から再発をしないか様子を見て
10日目特に理由はなかったのですが20%水替え
12日目に元の水槽に戻す
4.とっても元気です。元の水槽に戻して1週間がたちましたが
再発もしていないし、エサもよく食べます。もう心配なさそうです。
流木を出し、流木に括りつけて会った水草は石に括りつけました。
石はうちにごろごろある溶岩石です。
これはまたとがったところで怪我をしないように
山で子供が拾った角ばった溶岩石じゃなくて
海で拾った丸い溶岩石です。
バックスクリーンに映る自分とタイマンをしないように
バックスクリーンもとりました。
準備って大切なんですね、の記事から結局ここまでの大ごとになりましたが
その分、いろいろと経験もさせていただきました(;´∀`)
また、あれですね、今まで飼ったことのない種類の熱帯魚を
飼うときは気をつけろってことです。
初めての魚だと、その魚の生態がわからないですよね。
なので、この状態が調子がいいのか、悪いのか、元気があるのか、ないのかが
何も判断できないんですよ。
通常はどれくらいエサを食べるかわからないと、食欲があるのかないのかもわかりませんし、
底に沈んでおとなしいのは正常なのか具合が悪いのか、
やけに臆病だけどそれが通常なのか水がよくないのかなど、
すべてにおいて全く判断できません。
それなのに不十分な準備しかしていない水槽に放り込むと
判断ができないまま、こうなっちゃうんですね(◞‸◟)
当然ですが、初めて飼う魚ほど慎重にするべきですね。
あの言葉が脳裏で響き渡ります。
初心者がやりがちな失敗
熱帯魚と水槽を同時購入する
ちーん(◞‸◟)