溶接例
金型修理やその他、いろいろな用途の溶接例です。
今までの中でも、レーザー溶接の特性がわかりやすいものを紹介いたします。
このほかにも医療器具、発電所の冷却パイプ、オルゴールの修理などの溶接や肉盛りも行っております。
- CASE1 カッターの刃に肉盛りしてありますが、ひけはほとんどありません
写真をクリックしていただくと溶接例の拡大画像がご覧いただけます。
- CASE2 とがった形状のエッジ部の肉盛り例です。この様なエッジ部でもほとんどヒケのない肉盛りが可能です。
- CASE3 中央の形状を四角くするために肉盛りをした例です。この様に両サイドに形状があっても周りに影響ない肉盛りが可能です。
- CASE4 パイプを溶接(肉盛りなし)でつなぎました。これだけ細いパイプでも、きれいに溶接でつなぎ合わせることができます。大きさの比較のために1円玉を一緒に写してあります。
- CASE5 CASE4と同じく小さく、短いパイプをつなげましが、CASE4と違い強度を出すために肉盛りをしました。
- CASE6 四角い部品に細いパイプを溶接で固定しましました。レーザーがパイプの壁を貫通することなく溶接できています。
- CASE7 オートバイのミッションギアです。角がすり減ってギア抜けを起こすので、肉盛り対応しました。
- CASE8 自動車のグリルガードの部品です。傷なしとのことでオークションで落としたものの、傷が入っていたので肉盛りで埋めてほしいという依頼でした。
- CASE9 極細パイプの封止肉盛りです。上の段のパイプは内径0.52、外径0.82で下の段のパイプは内径1.43、外径1.83です。また一番細いパイプの封止は内径0.14、外径0.32までの実績があります。
- CASE10 ランナー部分を肉盛りで埋めたものです。
- CASE11 ベリリウム銅の肉盛り例です。写真のようにベリリウム銅でもきれいな肉盛りができます。
- CASE12 ベリリウム銅にSTAVAXで肉盛りをしてスペーサーとしたものです。加工後も剥離することもなく使用できています。この様に、条件が整えば異種材間での肉盛りも可能です。
- CASE13 形状変更のための肉盛り溶接です。指定された寸法をクリアしつつ、必要最小限に肉盛り致します。比較のために1円玉を一緒に写してあります。
- CASE14 アルゴン溶接での肉盛りでできたヒケですが、レーザー溶接でヒケ部分に肉盛りをすることで修正が可能です。
- CASE15 刻印を間違えたため一文字を肉盛りで埋めましたこのように、隣の文字に影響なく刻印を埋めることができます。大きさの比較のために1円玉と一緒に写してあります。
- CASE16 クラックが入ってしまったものを肉盛り補強したものです。この様な穴の内壁も肉盛り溶接いたします。
- CASE17 完全に欠損してしまった部分を肉盛りで再生できるようにしました
- CASE18 面積の広い部分をアルゴン溶接で肉盛りする前に、写真のように周りだけレーザー溶接で肉盛りすることで、アルゴン溶接で周りに影響が出ることを防ぎました。
- CASE19 珍しい仕事でしたが、バイクのピストンにある穴を埋める肉盛りをしました。左画像の左のピストンのように通常は穴が開いているのですが、右のピストンはそれを埋めてあります。
- CASE20 自動車のギアシャフトです。完全に歯が欠けてしまったものを肉盛りで再生出来るようにしました。
- CASE21 極小の傷でしたが、周りに影響を与えずにピンポイントで肉盛り致しました。大きさの比較のために1円玉を一緒に写してあります。
- CASE22 オートバイのキックスターター部のギアです。すり減ってしまいギアが滑るようになりエンジンをかけることができなくなったものを肉盛りしました。肉盛り後、キックでエンジンをかけることができるようになりました。左列が肉盛り前、右列が肉盛り後です。詳しくはこちらをご覧ください。
- CASE23 日本刀の肉盛り溶接です。刀剣研磨士のかたと相談しながら作業を行いました。研いだ後もとてもきれいになったと刀剣研磨士のかたからお褒め頂きました。
- CASE24 アンティークストーブの部品の溶接です。ストーブの芯を上下させる部分なのですが、すり減ってしまって動かなくなってしまったそうです。肉盛り溶接で山を再生したところ、無事に使えるようなりました。肉盛り溶接後のすり合わせもほとんど何もせずに組み上げましたが問題なく動作したとのことです。くわしくはこちらをご覧ください。
- CASE25 管美錠(バックル)の肉盛り溶接です。靴に使われているものです。バラバラになってしまったものを溶接にて修理しました。くわしくはこちらをご覧ください。
- CASE26 ネジ山が潰れてしまったので、再生させるための肉盛りです。つぶれた山以外に影響を及ぼすことなくつぶれた箇所のみの肉盛りが出来ます。
- CASE27 サッシの部品です。ギアがすり減って窓の開閉ができなくなったのですが、すでにこの部品は生産が終了しているのでサッシごと交換と言われたそうです。そうなると45万円かかるということで、なんとか部品を直せないかと溶接の依頼をいただきました。写真のような肉盛りをしました。そのまま組み込んだところしっかりと作動して窓もあくようになったとのことです。